建物を出て、一番近くにいたおじさんに話しかけてみました。
このおじさん、私より身長が低いw
「回復魔法のかかった浮き彫りの指輪を見てないかい? 衛兵に取られたみたいでね。家宝なのに困った困った」
もしかしたら、さっき拾った指輪がそうかもしれないので見せてみます。
「見つけたのか! すごいや! ありがとう! 君は今から僕の大好きな友達だ。 ここでお店をやってる友達のArrilleに君のことを言っておくから、行ってみるといいよ」
指輪を手放すことになったのは残念ですが、人の役に立ててよかったです。
さっそく言われた通りの店に行き、盗んだ物を全部売ると結構なお金になりました。
これで当分の間はお金に苦労しなさそうです。
店内にいる人みんなに話しかけていたら、ダガーの刺さったメモに書かれていたHrisskarがいました。
話しかけてみると、お金を取り戻すのに手を貸して欲しいと頼まれました。
彼はFargothが彼らからお金を隠していると信じていて、その隠し場所を探して欲しいそうです。
Fargothはさっき指輪を返してあげた人です。
彼には悪いけど、お金欲しさに引き受けることにします。
「やって欲しいのはこうだ。行く先までは分からなかったが、奴が夜に街中をウロウロしているのを見た。灯台のてっぺんから奴の行くところを見ていれば、奴が金を隠す場所もきっと分かるはずだ」
今は昼なので、夜になるまで待たないといけません。
とりあえず灯台に行くことにします。
中に一人の女の人がいたので話しかけてみました。
「地元の収税吏のProcessus Vitelliusが行方不明だって。まあ、驚かないけど。好かれるような人じゃなかったから」
行方不明とは恐ろしいですね。
でも、あんまり心配してないことの方がもっと恐ろしい・・・。
夜になり、灯台の上で待っていたら、Fargothが現れました。
見張っていると、池の中へ入って行きました。
どうやらここが隠し場所のようです。
汚い池の中にある空洞の切り株を調べると、確かにお金がありました。
それだけでなく、Fargothに渡した指輪もありました。
それにしても、こんな汚いところに毎回隠しに来るなんてよくできるなぁ。
早速Hrisskarに報告しに行きます。
「隠し場所を見つけたって? でかした。そうら、分け前の100ゴールドだ。そこにあった他の物は好きにしていいぞ。手助けに感謝するぜ」
指輪は貰ってもいいようです。
まさか渡した物がその日のうちに手元に戻るとは想像もつかなかったなー。
Fargothよ、すまないがこれはありがたく頂かせてもらうよ。